今日もココカラ

いつも心にフィルターをかけているぜきちゃんが、心の底にある気持ちを出して、少しずつフィルターを溶かしていくブログ

中学卒業式と息子と私

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【息子の中学卒業式と私】
少ない思い出は、楽しい事よりもそうでない事の方が方が多い。今日は父兄として顔を合わせたくない離れていたい人が何故か目につき近くに寄ってくる。

卒業式は感動的だった。最後の在校生、卒業生の合唱を聴いていたら目が潤んできた。

最後の学級会の後には、卒業生は皆で玄関で記念写真を撮り合い、中学生最後の時間を分かち合い楽しんでいた。
友達のそんなに多くない息子はこういうイベントは内心苦手だ。
数少ない友達はお父さんと帰ったので、息子は1人でさっさと歩いて家に帰っていった。

私はそれを知らずに玄関で卒業生が楽しく記念撮影をしているのを眺めながら出てくるのを待っていた。息子も同じようにこんな風にクラスメイトと卒業式というイベントの思い出作りをすれば良いのに、と思いながら。記念撮影してあげようと待っていた。

なかなか出て来ない。
40分くらい待って私はようやく、あ、息子は先に帰ったな、と気付いた。
帰ったら息子はベッドに1人で寝転んで漫画を読んでいた。

「1人で歩いて帰ってきたのか?」
「うん」
「そっか」

今までの私なら、どうして大事なイベントを他の子達のように大切にしないんだ?と腹を立てていただろう。
そして、息子に対して、どうしてさっさと帰るんだ?せっかく友達との記念撮影をしてあげようと思って待っててあげたのに。どうして待っていないんだ?と叱りつけていただろう。

息子には、ずっと待っていた事は言わずに、ただ「昼だからラーメン食べに行こう」
とだけ言って2人で食べに行った。

息子には息子なりの人付き合いのスタンスがある。誰もが楽しくワイワイ賑やかにしたい訳じゃない。
それで良いのだ。

俺は息子を見ていなかった。活発で元気の良いこんな子になって欲しいと感じる他のクラスの子達を見ていたのだ。

学年主任の先生が挨拶で、卒業という言葉にはスタートの意味もある。と言う話を子供達に最後に送りました。と話していた。

息子と私の関係もこの卒業を機に新しいスタートが切れるだろう。

そんな事を思った1日だったのでした。